Emacsで便利に良く使う機能の紹介。
文字列をコピーする時は・・・
- Ctrl+Spaceでリージョンの先頭を指定
- Ctrl+F/B/P/Nでカーソル移動(別にページジャンプや段落ジャンプでも良いけど…[E:gawk])
- ESC+wでリージョンをkill-ringにコピー
- C-yで貼り付け
という手間になります。まぁ、これはこれで慣れていれば問題ないし、そもそもカーソルの移動系が強烈に強力なEmacsでは特に不自由なかったりもする。(Emacsユーザが時に何やっているのか付いていけないと言われる原因がこのカーソル移動にあると思う・・・)
でも、カーソルのある場所の単語や文字列を簡単にリージョン設定できたらメッチャ便利やなぁと思っておったのです。そこで、current-string-to.elのご紹介。作者さんに感謝感謝。
後は.emacsにこんな感じで設定します。2行目は日本語対応のためのようです。
(require ‘current-string-to)
(setq current-string-to-delimiter-regexp current-string-to-delimiter-regexp-jp)
これを導入すると、
Ctrl+Space,Ctrl+Space ・・・ カーソル位置の単語をリージョンに設定
Ctrl+Space,Ctrl+Space,Ctrl+Space ・・・ カーソルのある行をリージョンに設定
という事ができます。後はお好きにkill-ringにコピーするなり、killするなり・・・。
中々便利ですなぁ。