1/7にWindows XP on VirtualBox 2.0 on ubuntu 8.04 LTS (Hardy)の事を書いたのだけど、肝心のUSB2.0を有効にする方法を書き忘れてました・・・[E:coldsweats01] ちょっとだけ面倒なんよねぇ。
- USBマウント用のグループ作成して自分を参加させる
- /etc/fstabで/proc/bus/usbをautoマウントする
- VirtualBoxでのフィルタ設定
要はホスト側でusb busを直接マウントして、仮想マシンにブリッジしてあげるわけですなぁ。ネットワークと同じようなものやね。
VirtualBox with USB2.0の設定
「システム」-「システム管理」-「ユーザとグループ」を起動
ロックの解除をしておく。
んで、「グループの管理」をクリック
グループIDは自動的に空いている番号が割り当てられるので、そのままで良いです。
ここではこの番号を覚えておきましょう。グループ名を適当に入力します。例えば「usbusers」とでもしておきましょうか。最後にグループのメンバから自分のユーザIDにチェックを入れて、このグループに参加するように設定します。
これで、USBを使うためのユーザを作って自分のアカウントを参加させました。
次に /etc/fstab を修正します。
sudo gedit /etc/fstab
ファイルの末尾に以下の行を追加
none /proc/bus/usb usbfs auto,devgid=(上記で作成したグループのID),devmode=664 0 0
この設定を有効にするために、ここで一旦再起動でもしましょうか。
次にVirtualBoxの設定画面を開きます。
多分、最初はUSBの所が「無効」になっていると思うので、USBをクリックして設定画面を開きます。で、「USBコントローラを有効化」にチェックを入れます。ついでに「USB 2.0 (ECHI)コントローラを有効化」にもチェックいれます。これでUSB 2.0をサポートできるはず。もし、High Speedデバイスで問題が起きるようであれば、このチェックボックスを外してUSB2.0を諦めましょう。[E:weep]
さて、下の「USBデバイスフィルタ」ですが、ここは右の「+」がついたUSBのアイコンボタンを押すことで現在接続しているUSBデバイスから、マウント時に自動的に仮想OSに見せるデバイスを指定できます。良く使うやつは登録しておくと手間がかからなくて楽っすね。
ちなみに、ここに何も登録していない時は仮想OS起動後、VirtualBox Windowの「デバイス」メニューもしくは、右下ステータスバーのUSBアイコンを右クリックする事でマウントするデバイスを選択できます。
ふぅ、駆け足やったけど、これで全部かなぁ[E:sign02]