(2009/01/08の投稿)
通常はちゃんとfont-lockが有効になってて、Emacs LispやらCのソースやらアセンブラとかのソースを見ると思った通りに色付けされているのだけど、一旦"CTRL-, ,"でhowmを起動すると大部分のフォント色設定が外れてしまう[E:wobbly] う〜、こりゃ不便だ。
Emacs 23でhowm 1.3.2を使った時に各モードのコメント行のハイライトが無効になってしまう問題があって悩んでたんやけど解決しました。どうやらhowm 1.3.2の問題やったみたいで、1.3.6以降なら正常に動作するみたい。やっぱり最新のhowm 1.3.7に乗り換えました。これで万事快調[E:happy01]
残念ながらubuntu 8.04 LTSではhowm 1.3.2パッケージしか用意されていないので、手動でインストールしなくちゃならんのです。という事で、覚書きしておこうっと。
howm 1.3.7 with Emacs 23.0 on ubuntu 8.04 LTS インストール方法
- Synapticパッケージマネージャでhowm 1.3.2をアンインストール
- こちらからhowm 1.3.7をダウンロード
- howmをバイナリコンパイル
- emacs-snapshotのsite-lispに*.elcを移動&.elをシンボリックリンクする
howmのバイナリコンパイル方法
$ tar -zxvf howm-1.3.7.tar.gz
$ cd howm-1.3.7
$ ./configure
$ make
$ sudo make install
ubuntu 8.04 LTSのEmacs 23.0は、実際には/usr/share/emacs-snapshotにインストールされているので、*.elcファイルはそちらに存在していないと読み込めないです。他のelispパッケージは*.elを/usr/share/emacs/site-lispに保存して、emacs-snapshot/site-lispではシンボリックリンクになっていました。*.elcはsnapshot側に実体を持つようです。バージョンに依存しないソースはemacs側に置いておいて置くという事ですなぁ。
*.elcのインストール
$ cd /usr/share/emacs-snapshot/site-lisp
$ sudo mkdir howm
$ sudo mv /usr/share/emacs/site-lisp/howm/*.elc .
$ sudo ln -s /usr/share/emacs/site-lisp/* .
これで、普通にemacs起動すれば(既にhowmの設定がされていれば)正常に動作しましたです。
ふぅ、良かった良かった。